冬・蔵の四季

12月
【酒造店】
一番慌ただしい時期です。宴会、ギフトは「高砂」を飲んだことのない人に飲んでいただける良い機会、今からの酒屋にとってアピールチャンスです。
 お歳暮は大体、20日遅くても23日のクリスマス前に終了、クリスマスは日本酒の動きはかなり鈍くなります。26日から年始まわりに御年賀の酒が動き始めますが年末の大掃除が終わる29日以降が本番、天気次第です(雪のある年は晴れ間に一斉に、雨や雪の時は買い物に出る人は少ないようです)。
 28日以降から各神社への御神酒の納品し、仕舞いまわりでお得意さんを廻り今年を終えます。4日間の正月休み(31日~翌年1月3日)家族サービス、親戚付き合いに追われ疲れが取れないまま仕事始めになります。(宿命です)
 「高砂 大吟醸」白山菊酒認証酒を一年お世話になったあの方や、目出度い年の初めに皆で飲む酒として一押しです。
【蔵】
酒造りは、年内中に留添えまで終え正月は櫂入れ、温度管理の状態にします。


1月
【酒造店】
社員、蔵人全員が顔を揃え年始の挨拶が社長からあり今年の仕事が始まります。外回りは記念品を持って年始の挨拶。初荷という事でお得意さんは何かしら取ってくれますが、大体年末用に多めの在庫がありますので一回り後は暇になります。
 加賀・金沢は純金箔が特産です。お正月など華やかなイベントに「金箔入 金乃澤」「兼六原酒 金箔入」が彩ります。
【蔵】
蔵は吟醸の本格的な始動です。麹米用の洗米、26kg・・・一日目終了。
酒造りは全て同時に始めることは作業上(1日で8トンは蒸せない、1日で10,000ℓしぼれない)出来ませんので、この後一日おきに仕込がスタートします。
1月上旬の酒造りは左程忙しくはありませんが、11月掃除した蔵を使用前にもう一度掃除。また、自動圧搾機の組み立てなどすることはたくさんあるようです。
1月20日以降になりますと10本以上の酒が仕込みに入り手洗いの米が500kgを超え大吟醸は杜氏の判断で真夜中でも蒸すことがあったりと24時間体制で仕込みます。
2月
【酒造店】
金谷酒造店では、バレンタイ企画の商品(好きで酒、感謝してま酒、愛してま酒、義理で酒)を出しております。全国有名百貨店でお求めになれます。
 九州物産展シリーズとしまして、1月末より「山形屋」宮崎、「山形屋」鹿児島、福岡天神町「岩田屋」と3週連続で物産展に参加。九州の方々に造り期(12月~翌年3月上旬)だけの限定酒「高砂 しぼりたて生原酒」「高砂 にごり生原酒」また、金谷酒造店一押しの「高砂 純米吟醸」を紹介しています。
 金谷酒造店の蔵見学は特別本醸造の麹米の手洗いが終わる2月中旬(20日前)から3月10日の4週間ほど(大吟醸の仕込みタンクはお見せ出来ません)受け付けています。
【蔵】
大吟醸の温度経過等の変化にピリピリ。手洗いも最盛期で蔵人の疲れが出始める頃です。インフルエンザに罹ると隔離します。2月末より大吟醸のしぼりが始まります。大吟醸のしぼりが終わった頃(3月初め)に緊張が少し緩むのか風邪引く蔵人がどの蔵でもあるようです。